初めての就活
初めての就活 02/新卒学生が求める仕事と重視すること
Bさんの場合20代男性/精神障がい クローズ就労からオープン就労に切り替え、障がいのことも話せるようになったので違和感を減らして活動に臨めるようになりました。高校生の頃からの夢である社会貢献につながる仕事をしたいです。 ― 2025年3月に大学を卒業予定ですね。大学ではどのような勉強をしてきましたか。 国際政治経済学部で、各国の政治の形態や安全保障問題、歴史・思想、国際金融を学んでいます。 ― なぜ国際政治経済学部を選んだのですか。 きっかけは特にないのですが、高校生の頃から将来は社会貢献につながる仕事をしたいと思うようになりました。大学の学部を調べたり、周囲の人に聞いたりして、国際政治経済学部なら国内外の政治と経済を幅広く学べると思ったからです。 ― 社会貢献という夢を実現するために、どのような仕事に就きたいですか。 国家公務員かシンクタンク、金融関係の職種に就きたいと思っています。 ― 会社には何を求めますか。 社会貢献という私のビジョンがかなう仕事に就きたいということに尽きます。もちろん、新入社員がすぐに希望の仕事に就けるとは思っていないし、社会貢献の形にもいろいろあると思いますが、ビジョンに近づいているという実感が欲しい。それがかなうのなら福利厚生などは一般並みでいいです。 ― 求人情報はどのような方法で集めていますか。 「就職四季報」と大学のキャリアセンターですね。「SMILE」フェアはキャリアセンターで教えてもらい、参加を勧められました。国家総合職試験の一次試験に合格しているのですが、就活先を国家公務員に絞らず、民間企業の話も聞いた方がいいと思って、「SMILE」フェアに参加しました。 ―「SMILE」フェアに参加して、どのように感じましたか。 会社の担当の方と直接話ができるので、ナマの情報を集めたり、疑問を解消できるところがいいと思いました。面接ではないので気軽に話を聞けます。 ―「SMILE」フェアに参加する前から就職活動をしていたのですか。 実はクローズ就労にして20社ほどの入社試験を受けました。人事の方と面談をしたり、面接試験に臨んだこともあったのですが、何となく違和感があり、会話もかみ合わない感じがして、結果が出せませんでした。そこでオープン就労に切り替えて、「SMILE」フェアに参加しました。精神障がいのことも話せるようになったので、違和感は薄れましたね。 高校生の頃から社会貢献につながる仕事をしたいと強く思ようになったBさん。フェアに参加して精神障がいをオープンに話せるようになったことがきっかけになるはずだ。
初めての就活 02/新卒学生が求める仕事と重視すること
Bさんの場合20代男性/精神障がい クローズ就労からオープン就労に切り替え、障がいのことも話せるようになったので違和感を減らして活動に臨めるようになりました。高校生の頃からの夢である社会貢献につながる仕事をしたいです。 ― 2025年3月に大学を卒業予定ですね。大学ではどのような勉強をしてきましたか。 国際政治経済学部で、各国の政治の形態や安全保障問題、歴史・思想、国際金融を学んでいます。 ― なぜ国際政治経済学部を選んだのですか。 きっかけは特にないのですが、高校生の頃から将来は社会貢献につながる仕事をしたいと思うようになりました。大学の学部を調べたり、周囲の人に聞いたりして、国際政治経済学部なら国内外の政治と経済を幅広く学べると思ったからです。 ― 社会貢献という夢を実現するために、どのような仕事に就きたいですか。 国家公務員かシンクタンク、金融関係の職種に就きたいと思っています。 ― 会社には何を求めますか。 社会貢献という私のビジョンがかなう仕事に就きたいということに尽きます。もちろん、新入社員がすぐに希望の仕事に就けるとは思っていないし、社会貢献の形にもいろいろあると思いますが、ビジョンに近づいているという実感が欲しい。それがかなうのなら福利厚生などは一般並みでいいです。 ― 求人情報はどのような方法で集めていますか。 「就職四季報」と大学のキャリアセンターですね。「SMILE」フェアはキャリアセンターで教えてもらい、参加を勧められました。国家総合職試験の一次試験に合格しているのですが、就活先を国家公務員に絞らず、民間企業の話も聞いた方がいいと思って、「SMILE」フェアに参加しました。 ―「SMILE」フェアに参加して、どのように感じましたか。 会社の担当の方と直接話ができるので、ナマの情報を集めたり、疑問を解消できるところがいいと思いました。面接ではないので気軽に話を聞けます。 ―「SMILE」フェアに参加する前から就職活動をしていたのですか。 実はクローズ就労にして20社ほどの入社試験を受けました。人事の方と面談をしたり、面接試験に臨んだこともあったのですが、何となく違和感があり、会話もかみ合わない感じがして、結果が出せませんでした。そこでオープン就労に切り替えて、「SMILE」フェアに参加しました。精神障がいのことも話せるようになったので、違和感は薄れましたね。 高校生の頃から社会貢献につながる仕事をしたいと強く思ようになったBさん。フェアに参加して精神障がいをオープンに話せるようになったことがきっかけになるはずだ。
初めての就活 01/新卒学生が求める仕事と重視すること
Aさんの場合20代女性/精神障がい クローズ就労では面接の場で自己アピールできず オープン就労に切り替え、 身に付けたITスキルを求めている会社を探しています。 ― 2025年3月に大学を卒業予定ですね。大学ではどのような勉強をしてきましたか。 大学入学時は臨床関連学部で学んでいたのですが、臨床検査のような人と深く関わる仕事は自分には合わないと感じて、ITスキルを身に付けるため理工学部情報学科へ転部しました。 ― そのITスキルをどのような仕事で生かしたいですか。 どんな業界でもいいのですが、Web制作の専門職で採用されることが目標です。ただWeb制作に限定してしまうと求人が限られそうなので、就職フェアに参加して、私が身に付けたITスキルを求めている会社を探しているところです。 ― 精神障がいをオープンにして就職活動をしているとのことですが、会社にはどのような配慮を求めていますか。 特別な配慮を求めているわけではないのですが、応募の段階で「精神障がいは対象外」と言われることがあります。障がい者雇用に積極的といわれる会社でも、断られた経験があります。それには理由があるのだと思いますが、障がいの種類に関わらず働ける会社が多くなればいいと思います。 ― 求人情報はどのような方法で集めていますか。 主にインターネットの求人サイトで探しています。大学のキャリアセンター(就職課)よりもネットの方が障がい者雇用の情報が多いと感じています。 ―「SMILE」フェアもネット検索で知ったのですか。 ネットで情報を収集している時に知りました。有名な会社が多く参加していて驚きました。 ―「SMILE」フェアに参加する前から就職活動をしていましたか。 就職活動を始めた頃は、(障がいを開示せずに働く)クローズ就労で就職先を探していたのですが、面接の場ではうまく自分をアピールできずに自信を失ってしまい、しばらく就活を休んでいました。 ― 今はオープン就労に切り替えて就活をしているのですね。 休んでいる間に就活方法を見直したり、就職後の働き方を想像したりして、オープン就労に切り替えました。定期的な通院が必要なので、オープン就労にした方が休みを申請しやすいと思いました。 真摯に言葉を選び、ゆっくりと話してくれたAさん。自分の適性を見極めたうえで職種を決め、オープン就労に切り替えたことで一歩先に進んだ。
初めての就活 01/新卒学生が求める仕事と重視すること
Aさんの場合20代女性/精神障がい クローズ就労では面接の場で自己アピールできず オープン就労に切り替え、 身に付けたITスキルを求めている会社を探しています。 ― 2025年3月に大学を卒業予定ですね。大学ではどのような勉強をしてきましたか。 大学入学時は臨床関連学部で学んでいたのですが、臨床検査のような人と深く関わる仕事は自分には合わないと感じて、ITスキルを身に付けるため理工学部情報学科へ転部しました。 ― そのITスキルをどのような仕事で生かしたいですか。 どんな業界でもいいのですが、Web制作の専門職で採用されることが目標です。ただWeb制作に限定してしまうと求人が限られそうなので、就職フェアに参加して、私が身に付けたITスキルを求めている会社を探しているところです。 ― 精神障がいをオープンにして就職活動をしているとのことですが、会社にはどのような配慮を求めていますか。 特別な配慮を求めているわけではないのですが、応募の段階で「精神障がいは対象外」と言われることがあります。障がい者雇用に積極的といわれる会社でも、断られた経験があります。それには理由があるのだと思いますが、障がいの種類に関わらず働ける会社が多くなればいいと思います。 ― 求人情報はどのような方法で集めていますか。 主にインターネットの求人サイトで探しています。大学のキャリアセンター(就職課)よりもネットの方が障がい者雇用の情報が多いと感じています。 ―「SMILE」フェアもネット検索で知ったのですか。 ネットで情報を収集している時に知りました。有名な会社が多く参加していて驚きました。 ―「SMILE」フェアに参加する前から就職活動をしていましたか。 就職活動を始めた頃は、(障がいを開示せずに働く)クローズ就労で就職先を探していたのですが、面接の場ではうまく自分をアピールできずに自信を失ってしまい、しばらく就活を休んでいました。 ― 今はオープン就労に切り替えて就活をしているのですね。 休んでいる間に就活方法を見直したり、就職後の働き方を想像したりして、オープン就労に切り替えました。定期的な通院が必要なので、オープン就労にした方が休みを申請しやすいと思いました。 真摯に言葉を選び、ゆっくりと話してくれたAさん。自分の適性を見極めたうえで職種を決め、オープン就労に切り替えたことで一歩先に進んだ。